多汗症と糖尿病

多汗症と糖尿病にはどんな関係があるのでしょうか。
血糖値が高くなると、膵臓(すいぞう)から血糖値を下げるためにインシュリンが分泌されます。しかし内臓が弱ってこのインシュリンの働きが弱くなると、血糖が正常値よりも高くなってしまいます。
すると過剰な量の糖が細胞の中に入り、細胞を壊していきます。また糖とタンパクが結合して、それが血管にこびりつくと、血管はもろく硬くなり動脈硬化になります。
 
このように、多くの病気が糖尿病が原因でひき起こされ、糖尿病で本当に怖いのはこの合併症といわれています。
多汗症糖尿病性神経障害によってひきおこされます。高血糖のために身体のすみずみに広がる末梢神経の働きが鈍くなってしまうからです。
 
末梢神経の中には、内臓の働きを整えたり体温を調節したりする自律神経があります。これらの神経のはたらきが低下して全身に多汗症など様々な症状が現れてくるのです。多汗症は自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが狂い、発汗を促す交感神経が過剰に働くため多汗症の症状が起こります。